ヘッドホンってイヤホンに比べて音もいいし、近頃はデザイン性が良いものが幅広く販売されているので、家でも外でも使っている人は多いかと思います。
もちろん、ボクもその一人で、家ではヘッドホン以外、ほとんど使っていません。
いろいろとメリットが高いヘッドホンですが、もちろんその反対もあります。
その一つが「ヘッドホンを長く装着すると髪型が崩れる」
です。
これって地味に気になるポイントで、家の中ならまだそこまでですが、外で使う人にとってはかなりの悩みなんじゃないかなって感じています。
音楽を聴き終わり、気分良くヘッドホンを外したら頭の天辺がぺしゃんこになっていた…という事態に。
男性もそうでうが、女性もこの問題にぶち当たり、外でのヘッドホンを「付けたいけど付けれない。」
そんな悩みもあるかと思います。
今回はそこに焦点を当てて、みなさんと一緒に悩みを解決していきたいと思います。
髪型が崩れる原因

ヘッドホンを装着して、髪型が崩れる原因を、もう一度じっくり考えてみると以下の要素が浮かぶかと思います。
- 長時間の使用による髪型の崩れ
- 側圧の弱いヘッドホンを使用している
- 重量の重いヘッドホンを使用している
- 夏場の熱い時期、汗による湿気で髪型の変形
- 頭へ直にヘッドホンを掛けている
です。
原因を振り返ってみましょう。
髪型の崩れを解消する解決策
ヘッドホンの長時間に渡る使用もですが、それに加えて「側圧の弱い」もしくは「重量の重い」ヘッドホンを使われている人は、より髪型の崩れが目立ちます。
頭部から両耳にかけて圧迫する力が弱いヘッドホンだと、動いている間にずり落ちてしまいます。
また「重量の重い」ヘッドホンだと、その重みでヘッドバンドがモロに頭部に接触してしまうので、髪型が変形してしまいます。
これを解決にするには、側圧の強いヘッドホンを選ぶ。
そして「重量が軽めのタイプ」を選択するになります。
ヘッドバンドの幅が太いものも、その分だけ頭部に接触してしまうので、幅の細いタイプだと良いでしょう。
頭に装着=ヘッドホンだと認識がありますが、実は首からかけるタイプのヘッドホンも存在します。
こちらは首の後ろからかけて使用するので、頭頂部に接触しません。
これだと髪型の崩れからは殆ど開放されます。
そこそこ種類もあり、デザイン性も良いようなので試してみる価値はありますね。
しかし、これは今回のテーマ以外にも言えることですが、もし視聴できる環境があれば一度実際に装着してみることをオススメします。
音もそうですがフィット感や動いた時のずれが自分に合うか分かるからです。
汗による二次災害

原因の中で一番、気にしなくてはいけないと思うのが、熱い時期に使うヘッドホンです。
なぜかというと、「汗」をかくからです。
汗をかくとその湿気で髪型が変形してきます。
まだそれだけならいいですが、汗によるヘッドホンへの汚れやシミ、中のドライバーユニットに湿気が入り、音への影響が懸念されます。
さらに、重量の重いヘッドホンなどの要素が混ざると、湿気と汗でべた付いた頭皮にヘッドバンドが直接触れる。
すると頭皮はかなりのストレスを受けます。
ストレスを受けるとどうなるか?
頭皮の嫌な臭いはもちろん、かゆみや、痛みを伴った湿疹ができます。
頭皮のストレスは、抜け毛への入り口なので、頭皮が弱いと自覚のある方は特に注意が必要です。
イヤホンの選択

根本的なことですが、髪型の崩れがどうしても気になる場合は「イヤホン」に変えてしまうのもありです。
一口にイヤホンといっても多種多様なものが出回っています。
高価な機種になれば、そんじょそこらのヘッドホン以上の音は期待できます。
カスタムIEMなんかは自分専用の耳型をとって作る。
世界にたった一つの、自分だけのオーダーメイドイヤホンですので、オススメです。
もちろん、そんな高価なイヤホン以外でも「隠れた名機」は存在します。
安価なイヤホンでも空間表現力に長けていて、外で聴く分なら十分すぎるほどの音質を鳴らしてくれます。
使い勝手もいいので、気軽に音楽を楽しめます。
ですので、思い切ってイヤホンを選択するのもいいかもしれませんね。
おわりに
解決策をまとめると
- 側圧の強い重量の軽いヘッドホンを選ぶ
- ヘッドバンドの狭いタイプを選ぶ
- 首掛け型のヘッドホンを選ぶ
- 思い切ってイヤホンを使う
- 帽子などを使って髪型を気にしないようにする
になります。
ボクも音にこだわりをもっているので、どうしても音の良いヘッドホンを外で使いたかったんです。
でも元々、頭頂部の髪質的に、平らにペタっとなりやすいタイプだったんで、ヘッドホンをかけたら直ぐにカッパになってしまうんです。…笑
おまけに頭皮も弱いので湿疹がすぐにできてしまう。
なので、ここは割り切って、家ではヘッドホン。
外ではイヤホンと使い分けをしています。
自分の悩みを見分けて、今回の解決策が使えそうであればぜひ、取り入れてみて下さいね。