最近、「中田敦彦のYouTube大学」にハマってます。笑
あの分かりやすい軽快なトークと熱いトークに興味をそそられるんです。
いや~、あのエヴァの4時間トークはガチで面白かったなぁ。
エヴァ好きなのでグッと親近感が湧きましたね笑
そんな動画なんかをiPhoneで楽しんでいるわけなんですが、パッと聴ける付属のイヤホン「EarPods」がボクとしてはかなり使用頻度が高い。
なにより、その手軽さが最大の魅力なんですね。
インナーイヤー型だから音もいいです。
外でもよく使うんですが、その構造上どうしても「外れやすい」
これがどうしても気になってしまう。
イヤホンが外れると微妙にストレスですよね。
特に外では。
そんなイヤホンが耳から外れる、じわじわ抜けてきて音楽に集中できない。
この悩みにフォーカスしていきたいと思います。
外れる原因と対策法

イヤホンが外れる、抜けてくるということは耳に合っていなわけなので
「正しい音を聴けていない」
そんな支障が出てくる。
もちろん、冒頭でお伝えした不快感も同時にじわじわ襲ってくる。
そうすると「音楽を聴くことが楽しくない」ことにつながるので改善していきたいポイントですね。
外れたり抜けたりする要因は以下の4つのことが考えられます。
解決法を含めて考察していきます。
イヤーピースが合っていない
カナル型を使っているのであれば、まず最優先で見るべきところはイヤーピース。
イヤホンの先に付いているゴムのようなものですね。
このイヤーピースのサイズや材質を自分の耳に合ったものに変えるだけで使用感だったり音質的にも大きな変化があります。
シリコン製のもの、伸縮自在のフォームタイプなど種類も豊富。
「S M Lサイズ」など、まるで服を選ぶかのように自分の耳にあったサイズを選べるのが特徴ですね。
まずはここから見直してみる。
ある程度限定的ではありますが、eイヤホンで扱っているカスタムイヤーピース「eA-R」もかなりオススメ。
カスタムIEMのように耳型から作るので「緩い」「大きい」などの市販では合わなかった微妙なサイズを一気に解決できるんです。
ノズルの完成イメージとして
- 耳孔の第2カーブより中(奥の方まで挿せます)
- 耳孔の第2カーブより手前(耳孔入り口から約1センチ程度)
の2種類を選択できます。
耳孔の第2カーブより中だとより遮音性も向上して、外れにくい。
遮音性が高いので音も細かく拾えます。
ただ、ちょっとこもり気味な音質ですね。
第2カーブ手前だと気持ち緩めな印象ですが、装着に関してはこちらが楽ですね。
何より音の傾向や輪郭が、オリジナルのイヤーピースで聴いていたときと質感が似てる。
さらにそれを昇華させたような音質なんです。
ボクもSHURE SE846で両方試したことがありますが、個人的には後者の「耳孔の第2カーブより手前」が良かったですね。
今でも愛用しています。
SHUREの以外にも、WESTONE、final、SONY、Campfire Audio、Audio-technicaなど。
他にも対応機種があるようなので一度確認の上、試して見る価値は十分あると思います。
イヤホン自体が重い、または大きい
これもたまにあるパターン。
イヤホン自体が大きかったり重いと、動いているだけでずり落ちてくるタイプですね。
あるいは耳が小さい方でもこれが起きてくることがある。
極端な例だと、finalの金属削り出しシリーズ。
あれはもともと自宅でじっくり聴くイヤホンなので外使いする方は珍しいかと思いますが、ちょっと動くだけで抜けてきます。
ドライバーも大きですし、ハウジングが金属製なので余計に重い。
こういうことって他の機種でもあると思いますし、耳の大きさによっても起こりやすくなります。
なので可能な環境であるなら、購入段階で試着してみるのも一つの手。
これで、イヤホンの実際の重みや自分の耳との相性がわかります。
ケーブルが長くて引っ掛かる
これも外使いではよくありますね。
服やカバン、周囲のものにケーブルを引っ掛けてしまいイヤホンが「バツン」と外れる。
これは有線イヤホンではよくありますね。
引っ掛ける要因としては「ケーブルが長い」ことが主です。
かといって短すぎるとちょっと動いただけで外れてしまう。
これを解決するには、突っ張らない程度にケーブルをまとめてポケットなどに入れておくとある程度改善されます。
有線タイプであればこの辺はどうしても付きまとう問題なので、こういった細々した対策をしていく。
これがコツですね。
どうしてもケーブルが気になるようであれば思い切って無線タイプを選ぶ。
ボクはこだわりで有線タイプしか使わないのでレビューができませんが、もちろん十人十色で、いろんな用途別の選択肢があっていいと思うので、Bluetooth対応イヤホンも全然ありだと思います。
ケーブルが引っ張られて余計なテンションが掛かることで、「断線」のリスクもあるので少し気をつけるポイントですね。
ケーブルが重い
ケーブル関係でいうならもう一つ。
「ケーブル」自体が重いということ。
大抵のイヤホンは取り回しが良いように考慮されているので、そこまで気にならないかもしれません。
これはリケーブルなどして楽しむ方向けですね。
リケーブルをして楽しんでいる方であれば、編み込みケーブルを使われている方も多いと思います。
8本編みくらいがイヤホンではちょうど良くって、これが16コアなんかになってくると機種によってはケーブルの重みで、歩くたびにハウジングが下がってきてしまいます。
もし8本以上を使うのであればカスタムIEMだとズリ落ちる心配がない。
あるいは先述の「eA-R」など。
あとはケーブルのY字部分、左右に分岐する部分を調整、もしくは短くできると、首を動かした時などの物に引っ掛かるリスクが減ります。
加工に関しては専門知識が必要になるのでそういう方に依頼するか、自作できる方であればそういったところを調整してみる。
この辺を対策していくと、「ケーブルの重みでイヤホンが下がる」っという問題はある程度対処できると思います。
インナーイヤー型だから
街中を見ていても多くの方がiPhoneなどに付属している「EarPods」を使っている印象ですね。
iPhoneで音楽や動画を見る機会が最近は多いですし、何より楽に装着できて音もいい。
イヤホンをすることの煩わしさが限りなく0にされているので、これだけ受けていると思うんです。
「EarPods」はインナーイヤー型と呼ばれるタイプに部類されますが、その最大の特徴は「開放的なサウンド」
一聴してすぐに「いい音」と感じれるイヤホンですね。
実際にある程度、音にこだわっているボクでもガンガン使っています。
それくらい「楽」なんですね。
弱点として、音圧が薄いことと外れやすいことが考えられます。
「EarPods」に限らず、インナーイヤー型の宿命ですが「耳のフチに乗っける」「引っ掛ける」という装着方法なのでどうしても外れやすいんですね。
これを解決するには、構造から見直す必要があるので現実的じゃない。
なら少しでも快適に使えるよう、改善していくことはできます。
コツというかポイントですが
- イヤホンを付けている時に激しく動かない
- 首をあまり動かさない
- カバンなどに引っかからないようケーブルを取り回しする
ありきたりの方法ですが、このあたりがインナーイヤー型を使う上での対策法ですね。
そこを意識するだけでもだいぶ改善できると思います。
あとは、ケーブルも左右の分岐点で長さを調整でる「スライダー」を上げ下げしてみる。
この調整で外れにくい位置を探してみるなどが考えられます。
「EarPods」であれば調整できるので試してみて下さい。
インナーイヤーからカナル型へ

インナーイヤー型で上記の方法でも解決しない、どうしてもイヤホンが外れるのが気になるのであれば「カナル型」への変更をしてみるのをオススメします。
カナル型は耳栓タイプなので、インナーイヤー型よりは安定して音楽を楽しめますね。
開放的なサウンドがカナル型では劣りますが、ある低度の予算があればシングルBA型などの機種を選べるし、高解像度なサウンドは体感できる。
もしスマホで聴きたいのであれば、iPhone限定にはなりますが専用の変換アダプタがあります。
例えば「Lightning →3.5mmステレオミニプラグ」など。
これまでのイヤホンもこれで使えるので、こういったものを取り入れていくと解決できます。
カスタムIEMを使う

究極的なところでいえば、カスタムIEMを使ってみる。笑
これで「耳から外れる」という問題からは無縁になります。
自分の耳型をもとに作られているので、遮音性も抜群。
よほどリフィットしなければいけない場合を除き、これが最高の解決策ですね。
まぁ極論ではあるし、なかなか敷居は高いです。
でも、もし興味があるのなら視野に入れてみるのもかなりいい選択肢だとボクは思います。
何度も付け直していると外耳炎の原因に

でね。
イヤホンを何度も付け直すことのデメリットがあるのでそこを最後にお伝えしていこうと思うんです。
まずインナーイヤー型であれば、開放的なサウンドの代わりに「音圧が低くなる」
そういう一面があります。
それによって音量を上げてしまうんですね。
音量を上げすぎれば、音漏れも相当なものですし何より耳に負担がかかってします。
そうすると難聴リスクが跳ね上がるので注意が必要です。
参考記事:「イヤホンをすると耳鳴りがする。その原因と対策、難聴を回避する方法。」
また、カナル型であれば耳栓のような使い方をするので、何度もはめ直していると「外耳炎」の恐れや、慢性的な「かゆみ」の原因になるので意識することが大切になります。
※参考記事
「カナル型のイヤホンをしていたら耳が痒い!その原因と最短で解決する方法6選」
まとめ
イヤホンが耳から外れる解決策をまとめると
- イヤーピースを変えてみる
- 外では軽めの自分にあったイヤホンを使う
- ケーブルを軽く巻いて束ねる、分岐点で調整する
- インナーイヤーからカナル型へ
- iPhoneであれば変換アダプタを使ってみる
- 究極はカスタムIEM
の6つです。
この解決策を実践してみれば、
「耳から外れる」
そんな問題もある程度は改善されていくと思います。
ボクとしてもインナーイヤー型は重宝しているし、カナル型やリケーブルも楽しんでいます。
なのでこういった対策や環境に応じて、ストレスを感じないように改善しているんですね。
もし、多少なりにでもイヤホンの装着感に悩みを持っている方がいれば、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。