断線を防ぎながらイヤホンを壊すことなく長持ちさせる保管法7選

以前こんな質問が届きました。

「かれこれイヤホン歴3年目になる者です。これまでに7本以上ものイヤホンを壊しました。 今は保管方法に気を付けて、使わないときはプレーヤーに巻きつけています。しかし、使い始めて1ヶ月も経たない内に音が出なくなりました。片側だけ音が凄く小さくなる時もあります。保管に気をつけていたのに何故でしょうか…。 壊れない方法を教えてください。」

という内容の質問でした。

なるほど。

質問者の方はこれまで何度かイヤホンを壊してしまったので、その対策として保管方法に気を使っている。

この保管方法がイヤホンの後天的な寿命を伸ばす大切な要素になるので、その判断は賢明だと思います。

ただ、その保管方法も誤れば断線や本体を壊す要因になるわけで。

そんなイヤホンの保管方法をお伝えしていきたいと思います。

イヤホンの断線原因は?

イヤホンは使う頻度が高ければ高いほど、ケーブルや本体が劣化してしまい「断線」や「故障」を引き起こす可能性があります。

でも、それも対策をすることで劇的に長持ちさせることができるんですね。

ボクもとあるイヤホンを10年以上愛用しています。

買い換えることもなく、「同じイヤホン」をです。

なので、それくらい保管方法次第で長持ちさせることもできる。

まずは何が原因でイヤホンが断線するのか。

そこを考察してみました。

  • 使い方がそもそも荒い
  • 汚れを掃除していない
  • ケーブに負荷をかけている
  • ケーブルをプレーヤーに巻いている
  • カバンにそのままポイしてる
  • 同じイヤホンを使い続けている
  • 寝ながら使っている

この7つが原因として浮かんできます。

この中の原因はポイント別にまとめられるので、そこを凝縮しながらお伝えしていこう思います

使い方がそもそも荒い

そもそもイヤホンに対してどういう価値観をもっているかによって、イヤホンが長持ちするかが決まってきます。

一つの価値観として、イヤホンを「消耗品」として考えているのであれば当然、それだけ雑に扱ってしまうので劣化自体は相当早くなることを意味します。

なのでメンテンスや清掃なんていう事もしていないのかもしれない。

それがイヤホンを急速に劣化させてしまう。

なのでケーブルが切れたり、故障の原因の大前提にこのイヤホンに対する「価値観」が潜んでいたりするんですね。

ケーブに負荷をかけている

上記で上げた項目は確実に断線や故障のリスクがあります。

それ以でも、

「ケーブルに負荷をかけている」

これは断線リスクとして、かなり上位に食い込むと思うんです。

「ケーブルをプレーヤーに巻いている」

質問者の方の悩みの一つですね。

これなんかも一見スマートで、簡単に収納ができるので問題がないように見えます。

けれどね。

ケーブルを保護すると考えた場合、リスクを跳ね上げてしまう確率が最も高いんですね。

ケーブルに負荷をかけるのは、「無理な力が加わった時」

でイヤホンを無理に引っ張ったりすることで、断線します。

プレーヤーからケーブルを抜く時なんかについ引っ張ってしまっている。

そんな方もいるかもしれません。

あるいは、プレーヤーにケーブルを巻いてしまうことで、ケーブルが何度も同じ方向に動くので、それで内部の線材が弱くなってしまう。

そこで、ある時に「音が出なくなる」につながるわけです。

これは針金なんかの金属疲労と同じで。

何回も折りクセを付けて、グリグリ撚ると切れてしまうアレですね。

それがイヤホンでも同じことが起きてしまう。

断線しかけの時は、音がブツブツ途切れたりすることも。

ケーブルに無理なテンションをかけたり巻いたりするすのは、実はこういうリスクを伴うんですね。

カバンにそのままポイしてる

ケーブルをプレーヤーに巻きつける以外だと、

「カバンにそのまま突っ込んでいる」パターン。

ありますよね。

特に通勤通学でバスや電車から降りる時なんかによく見かける光景です。

これね。

断線リスクとしても大きいですが、その他にイヤホン本体にも負荷がかかってしまうんですね。

最悪の場合、イヤホンのハウジングが割れてしまったり。

そこまで極端でないにしろ、キズは入ってしまう。

カバンに入れたまではいいけど、今度はそれを取り出す時が問題なわけで。

大体想像がつくかと思います。

そう、カバンのあらゆるものに引っ掛かってしまい、取るのに一苦労します。

「面倒くさいな」ってなり、無理やり引き抜こうなんて思ったが最後。

見事に「音が鳴らなくなった」

そういう経験をされた方もいるかも知れません。

ボクもまだイヤホン沼の入り口に立つ前はそれをやっているんです。

100均で買った安いイヤホンでしたが、カバンの中で絡まりまくっていた。

カバンから無理に引き抜いたら、即オシャカとなりましたね。

そんな経験もあり、もっとイヤホンを大切にしようと思ったキッカケにはなりました。
(100均のイヤホンありがとう。。)

同じイヤホンを使い続けている

でね。

断線と故障の原因として「同じイヤホンを使い続けている」ことも考えられます。

同じイヤホンを一本のみ。

それだけを使い続けていれば、どんなに対策をしていても多少の不具合がでてきてしまいます。

その小さな不具合からじわじわ音が出なくなったり。

あるいはイヤホンのフィルターが外れたりハウジングにヒビが入ってきたり。

よほど丁寧に扱わないと、同じ機種だけを長く使い続けることは厳しいと思うんです。

なので、イヤホンを大切にしている方でも一本だけ使い続けているのであれば、それは劣化のスピードも必然的に少しずつ上がると思います。

寝ながら使っている

これも結構多いかもしれない。

「寝ながらイヤホンを使っている」

布団で横になりながら、眠りにつくまでの間、イヤホンで音楽を聴きたくなるその気持ちは良くわかります。

でも、ちゃんとイヤホンを外して寝るのなら問題はないと思います。

ですが、そのまま「寝落ち」してしまうことに問題がある。

そのまま音楽を聴きながら寝てしまって、「朝起きたら体にイヤホンが絡まっていた」なんてこともありますよね。

ヒヤっとして、恐る恐る音楽を再生してみたら片方から音が出ないなんてこともあります。

ボクの友人でイヤホンを付けたまま寝落ちしてしまい、ハウジングのノズル(耳に挿す部分)を折ってしまったことがありました。

笑い話として談笑したんですが、これが高いイヤホンだとシャレになりません。

なので、この寝ながらするイヤホンは結構危険な聴き方なんですね。

長持ちさせる秘訣

これでイヤホンが断線と故障をする原因が明確になりました。

原因が明確になったところで、次にそれを改善していくフェーズです。

改善方法の中には面倒と感じる、とくにオーディオにあまり関心がない方であればなお、そう感じるかもしれません。

でも、それを実行することでイヤホンを長持ちさせることが出来るんですね。

長持ちさせる事ができたら、買い換える必要がなくなるので無駄な出費だって抑えられます。

なので原因からあぶり出される解決法をぜひ参考にしてみて下さい。

  1. イヤホンを消耗品として考えない
  2. こまめなメンテナンスを
  3. ケーブルに強い力を加えない
  4. ケーブルを巻くなら専用のクリップやホルダーを使う
  5. ケースに入れて保管しよう
  6. 複数のイヤホンをローテーションする
  7. 「寝ながら」は起きている事が前提

の7つです。

イヤホンを消耗品として考えない

もしイヤホンを長く使いたいと思うのであれば「消耗品」として使う。

その思考から脱却する必要があるんですね。

そこの土台があってこそ、イヤホンを長く使うコツにつながると思うんです。

思考が変わると行動にも影響するので、自然とイヤホンを丁寧に使うことが出来ます。

そこを押さえた上で、解決策を実践してみると効果が発揮されてきます。

先述した通り、イヤホンを消耗品として扱えば劣化のスピードは早くなって、替えを購入するときの出費もどんどん積み重なっていきます。

そういう余分な出費を抑えるためにも、大切にイヤホンを扱うといことは良いメリットになると思います。

ケーブルに強い力を加えない

プレーヤーにイヤホンを巻きつけたり、ケーブルにテンションをかけると断線リスクが増します。

そうならないためにも専用のホルダーやクリップを使うと、断線リスクが軽減します。

ポイントとしては、聴き終わったらプレーヤーからケーブルを抜くことが重要。

実は、ケーブルとプレーヤーの根本、プラグ付近が結構断線したりするんですね。

なので聴き終わったらイヤホンのプラグを抜いて、その上で専用のホルダーにケーブルを巻く。

これで断線リスクをある程度回避できます。

ケースに入れて保管しよう

でね。

もっと効果的なことがあって。

カバンにイヤホンを入れる方必見で、「収納ケースに入れて保管する」です。

「え?そんな単純なことでいいの?」

そう思われる方もいるかも知れません。

この単純なこと。これがかなり面倒に感じてなかなか続かない。

でも断線リスクとイヤホンの保護を考えた時、これがシンプルで手軽にできる中では「最強の保管法」だとボクは思います。

ある程度、硬めのケースであれば、いろんなものが入り混じっているカバンの中だろうと心置きなく入れることが出来る。

取り出す時もケースに入れているから、なんのストレスもなくパッとカバンから出せます。

イヤホンを聴いたら、収納ケースに入れる。

たったこれだけで、大幅にリスクからの回避ができるんです。

収納ケースといっても何も難しいことはなくって。

ある程度の機種であれば、元々付属してくることもあるし、なければ「イヤホン ケース」で調べれば多種多様なケースが出てきます。

オススメは耐久性がある程度備わっている方が安心度は高いです。

なので、収納ケースに入れる。

これを習慣化できればかなりイヤホンの持ちは良くなると思います。

複数のイヤホンをローテーションする

それを踏まえた上で。

「複数のイヤホンをローテーションする」

もしイヤホンを他に持っているのであれば、交互に使うとイヤホンへのダメージが分配されて劣化を最小限にできます。

「イヤホンは一つしかないよ」って方であれば、もし余裕がるなら、もう一台お気に入りのイヤホンを見つけて購入してみる。

それがあれば交互に使えます。

イヤホンを交互に使って、ケースに収納する。

これだけで、かなりイヤホンの持ちは良くなります。

「寝ながら」は起きている事が前提

で。

寝ながら使うのは危険とお伝えしましたが、それでも夜寝る前に「どうしても音楽を聴きたくなる」そう感じる時は確かにあります。

そんな時は横になって使うのではなく、座った状態で音楽を楽しむ。

それなら仮に寝落ちしてもイヤホンが絡まったり、体で踏みつけるリスクが少なくなります。

あるいはスマホのアラームを設定して、音楽の聴く時間を設定してしまう。

寝てしまってもよほど大音量で聴いていない限り、アラーム音で起きるので安心できます。

なかなか、難しいですがとにかく寝落ちしない。

そんな自信がある時だけに音楽を聴く。

それが最良の方法かもしれません。
(答えになっていなかったらごめんなさい。笑)

内部ドライバーが傷んでいる可能性もある

最後に。

質問者の方の悩みに、気になる事が書いてありましたのでピックアップしてみます。

「片側だけ音が凄く小さくなる時もあります。」

この部分ですね。

ケーブルが断線しかけている時に起きる現象ではあるんですが、他にも原因があって。

それが、「内部のドライバーが傷んでいる」ケース。

何らかの理由でドライバーが故障して、音が小さく聴こえることがあるんです。

参考記事:「イヤホンを中古で買うってどう?メリット、デメリットは?

もしリケーブルできるタイプのイヤホンを使っていて、それでも改善されない場合は、これを疑った方が良いです。

解決策としては、「修理に出す」しかありません。

不可能な場合は、新品か中古で探すしか手がないので注意が必要です。

終わりに

イヤホンを断線や故障から保護するべく、長持ちさせるための原因と解決策を考察していきました。

メンタル的なところから改善を図るケースもあるし、

フィジカルな対策としては

「ケースに入れる」

こんなシンプルなこと一つでリスクを回避できるんですね。

特別なことや難しいことは全然なくって。

なので、もし質問者の方のように、イヤホンを長く大切に使っていきたい方がいたらこの記事を参考にしていただけたらと思います。