イヤホンをすると耳鳴りがする。その原因と対策、難聴を回避する方法。

イヤホンで音楽を聴いていたら「キーン」という耳鳴りがしたような経験はありませんか?

この「耳鳴り」が耳が疲れているサインでそのまま音楽を聞き続けていると難聴になる危険性も出てきます。

音楽を聴くのが好きな方なら一度は興味を持ったことがあるかもしれない「難聴」という言葉ですが、正直これは他人事でもなんでもなくって、イヤホンやヘッドホンで音楽を聴く方なら誰でもなるリスクはあるんですね。

耳鳴りはその難聴への入口ですし、そのまま気にせず音楽を聴き続けたら難聴になる可能性もあるんです。

なぜ耳鳴りがするのか

そもそもなぜイヤホンで音楽聴いていたら耳鳴りがするのか。

その原因としては

  • 大音量で聴いている
  • 長時間聴いている
  • 日常生活の中で大きい音を長時間あびた
  • 高域、低音域が極端に強いイヤホンで聴いている

などが考えられます。

大音量で聴いている

イヤホンをしていて耳鳴りの一番の原因として考えられるのはこのケースかと思います。

大音量で音楽を聴いている。

自宅でも外でも音楽を聴いていて、かつ大音量であるなら耳鳴りどころかすでに難聴になっている可能性もあります。

それくらい危険な楽しみ方なんですね。

確かに音量を上げると音圧が上がって音も明瞭でパワフルになる。

音も良く聴こえるので、その状態が心地よくなるんです。

で。

その状態が習慣になると、次第に音圧が物足りなくなってきて、ボリュームを上げてしまう。

こういう悪循環にハマる方もいると聞いたことがあるのですが、そうならないためにも日頃の音量管理がとても重要になってきます。

長時間聴いている

長時間音楽を聴くのも耳鳴りの原因になるわけなんですが、「音量管理もしっかりしているのに、なぜ長時間聴いたら耳鳴りがするの?」って思う方もいるかもしれません。

たとえ音量を低めにして聴いていたとしても長時間になると、耳が疲労してきて次第に「耳鳴り」がするとなります。

わかりやすいのが、音楽を再生していて曲の終わりの無音時に「キーン」や「ピー」といった耳鳴りが出てきたら、耳が疲れているサイン。

なので音楽を四六時中聴きたくなる気持ちも分かるのですが、小休憩を間にはさみながら音楽を楽しむと疲労も緩和されると思います。

日常生活の中で大きい音を長時間あびた

違う角度から考えてみると、日常生活の中で騒音をあびていてその段階で耳が疲労しているケースです。

どういうことか。

たとえば工事関係の仕事をしてたりすると、必然的に重機などの騒音が溢れています。

それを聞き続けていたら自分でも気づかない間に耳が疲れているんですね。

そういった環境からいきなり静かな環境に移動してみてください。

なんだか耳に違和感があると思います。

その状態で音楽を鳴らすといつも聴いている音量では少し物足りなく感じるはずです。

なので、仕事などで耳が疲労した状態で音楽聴くと、ピークも早く来るし耳鳴りも早く起きやすくなるんです。

高域、低音域が極端に強いイヤホンで聴いている

で。

イヤホンの音質も耳の聴き疲れの原因になる場合もあるようです。

高域が強すぎた場合、その刺さるような音が聴覚の疲労を早めてしまいます。

そして低音域。

鈍く深い重低音を音圧の高い状態で聴けば当然、耳鳴りをすぐ誘発してしまわけですが、これらの極端な現象はイヤホン単体では考えにくいです。

一緒に使っているヘッドホンアンプでそれらの帯域が強調されている可能性もあります。

ある帯域が好みだと思う方もいますし、それが悪いことではないのですが、耳の疲労を考えた時、これらの要素が関係してくることはありますので、うまく音量やアンプを変えたりして楽しむ必要があると思います。

イヤホン別に考察

耳鳴りの原因別にお伝えしましたが、イヤホンの種類でも聴き疲れを起こしやすいか分けられるので参考にしてみてください。

一ついえることは、どのイヤホンであっても適正な音量が大前提なので、全て爆音で聴けば当然、耳鳴りどころか難聴になるのでそこは注意が必要です。

カナル型

耳栓タイプのカナル型であれば遮音性が高く周囲の騒音をカットして音楽を楽しめるのでボリュームの上げすぎを予防できます。

低音の量感も十分味わえるので、心地いいボリュームで長時間聴くことも可能かと思います。

ハイエンドになれば弱点である音の抜け感も改善された機種もあって、外使いでも満足のいく音質をえられます。

耳の保護を考えるのであればこのタイプに軍配があがります。

インナーイヤー型

街中を歩いていてもよく見かけますね。

耳のふちに乗せて聴くタイプのイヤホンで、スマホのアクセサリーでついてきたりしてリピート率も高かったりします。

音の特徴として「開放的」で「立体的」なのでスピーカーに近い聴こえ方をするんですね。

一聴した印象がとても「いい音」と感じるので人気が高いです。

そんな反面、開放的なサウンドなために音に厚みが感じにくいんですね。

要は音が薄い。

低音域の押し出しが弱いから外で使う場合だと必要以上に音量を上げてしまうんです。

電車の中でよくガンガン音漏れしているしている人がいますが、これが原因として考えられます。

音量を必要以上にあげるから耳への負担もかなりのものになり、「イヤホン難聴」と呼ばれるものになりやすくなる。

なので対策としては外で使わず、自宅で使ったり静かな場所で使うのに向いています。

音漏れするくらいまで音量を上げれば、耳は悪くなるし、周囲にも迷惑をかけるのでいいことがありません。

カスタムIEM

自分の耳方に合わせたオーダーメイドイヤホン。

なので、遮音性に関しては抜群なのでカナル型以上に音量を上げすぎる心配もないですね。

全帯域、こぼすことなく音を聴かせてくれるので外でも本格的な音質を楽しめます。

鼓膜により近いところで音楽を鳴らすので小さな音量でも疲れやすくはなりますが、安定した音量でどこでも聴けるのは魅力的ですね。

あまり聞いたことがないですが、このカスタムIEMで音量を上げすぎて聴いていればどのイヤホンよりも早く難聴になる可能性が高いので注意してくださいね。

耳鳴りがしたら

で。

実際にいろいろ耳に負荷が掛からないように対策はしていても音楽を聴いていたら気づかない間に耳鳴りがしてきてしまうことはあります。

そんな時、取るべき行動はイヤホンを外してとにかく耳を休めることです。

この段階であれば時間を開けて、耳を休めれば耳鳴りも消えて疲労が抜けます。

耳鳴りが出た段階で、聴こえてくる音にも変化があって音の分離感だったりが認識しづらくなると思うんです。

音が混ざって聴こえて雑音のように感じてきます。

そういった症状というか、耳鳴りがくる前後でこういった集中力の散漫があるので一つの目安にしてみるといいですね。

難聴リスクを回避

音楽が好きな方なら難聴なんておそろしくて考えたくもにかもしれませんが、日頃から難聴につながるようなリスクを回避するように意識することが大切です。

ボクなんかでいえば、仕事でどうしても騒音に身を置かなければいけない。

なにより耳が心配なので誰がなんと言おうと「耳栓」をつけて仕事をするようにしています。

この耳栓のあり無しで帰宅後の音楽の聴こえ方がかなり変わってきます。

そういう騒音や機械音、耳障りな音がある場所にいるのであれば、とにかく耳を保護することを考えています。

実際に、同じ職場で働いている人の殆どが聴力検査で悪い結果が出ています。

当然、耳栓はしていませんので日頃の負荷が積み重なって耳を悪くしているんですね。

音楽を聴くのであれば大音量での視聴は避けて、こまめに休憩を挟んでいます。

こういう対策が音楽を楽しく聴くための唯一の対策だと思っています。

参考記事:「【危険】大音量で聴くヘッドホン、イヤホン。気付かない間に忍び寄る”難聴”の影

終わりに

繰り返しになりまが、「耳鳴り」は耳が疲労した、またダメージを受けている証でもあるんですね。

なので少しでも、それを感じたのであれば一度音楽を止めて休むことにつとめて下さい。

他にも体調や病気なんかでおこる耳鳴りもありますが、今回はイヤホンを聴くことが起因の耳鳴り、難聴について深堀りしました。

末永く音楽を楽しむためにも一度「耳」の声に傾けてみて、メンテナンスやケアをしながら過ごしてみて下さい。