「Focal Utopiaヘッドホンの実力をフルに発揮!オススメの真空管アンプとは?」

現行で出回っているヘッドホンでは世界最強と謳われる「Utopia」ヘッドホンですが、その本当のサウンドを聴いたことのある方はどれくらいいるでしょうか?

実は並みのアンプではその良さが発揮されず、本来のサウンドを聴かないまま手放す方もいるようなので、今回、数あるヘッドホンアンプの中でも「真空管」を使ったアンプをメインにお話しようと思います。

Utopiaは鳴らすのがむずかしい

念願のUtopiaを手に入れて、いざ視聴をしてみると

「高域がシャーシャーと鳴る」「低域が弱い?」「なんだか硬質でエッジの効いた音」「金属音的なサウンドがする」

などと言われることがあります。

公式によるUtopiaのスペックは

インピーダンス80Ω・出力音圧レベル104dB/mWなのでヘッドホンとしては標準と言えるスペックになります。

それでも繋いだ機材によっては体感した音の印象が違う。

もちろん繋いでいる音楽環境の総合的な”相性”もありますので一概には言えないのですが、大まかに以下のポイントに当てはまる、もしくは不足している可能性があります。

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)直刺しで使っている

通常のポータブルヘッドホンアンプで駆動させている

機材のドライブ力が不足している

リケーブルの恩恵をフルに得られていない

使用機材の相性でUtopia本来の能力が十分に生かせていない

です。

そもそもなぜ鳴らしにくい?

ヘッドホンとしては標準なスペックなのに鳴らしにくいと違和感を感じるのは、

機材側の“ドライブ力”(駆動力)が不足しているからと思うんです。

実際に①、②関してはそもそものドライブ能力がUtopiaに限っては不足していると、聴いていて実感します。

もちろん相応にパワーのあるDAPやポタアンは存在すると思いますがそれでも

“真の実力”を聴くには少し力が足りないと感じます。

特にDAP直刺しではこの傾向が強いので駆動力の高いアンプを繋ぐのをオススメします。

④のリケーブルにかんしてはこちらで詳しく紹介しているので参考にしていただければと思います。

リケーブルが与える恩恵・Utopiaの能力を底上げするオススメ線材ベスト3

真空管アンプの魅力

では本来のUtopiaサウンドを聴くためにはどうしたらいいのか。

簡潔に言えば、ドライブ能力の高いヘッドホンアンプを使用するのが一番の近道です。

その中で、ボクがUtopiaをフルに稼働させられたと感じたのが

真空管アンプ

になります。

真空管と言えば「古くさい」、音も「ノイズだらけで現代のアンプに比べたら音も悪い」なんて思われそうです。

でも真空管アンプの良さと言われれば、それらを凌駕してしまうほどの魅力に溢れています。

真空管アンプの利点

現在でも中国や東欧、ロシアなどでは生産が続いています。

しかし、真空管が主流で、その当時に作られた真空管。

いわゆる、「ヴィンテージ真空管」はそれぞれの製造メーカーに”音色”があり、同じ型や特性でも音が微妙に違ってくるんです。

そこが面白いポイントで、IC(半導体)では表現できない、独特のサウンドを真空管では鳴らすことができます。

真空管アンプにもいろいろあって、大概、真空管と半導体を組み合わせたものが多く、真空管は「音の味付け程度」なんて事もあります。

ちょっと聞きなれない仕様かと思うのですが、

  • オール三極管
  • A級動作
  • フルバランス

これらを兼ね備えた真空管アンプは半導体を一切使わない、”純粋な真空管アンプ”なんです。

いわゆる「真空管の稼働率が100%のアンプ」といった方が分かりやすいかもしれませんね。

パンチの効いた低音域、高く澄み渡った高音域、ヴォーカルは厚みがあり、そこに個性的な真空管を入れ替えることで更なる進化を遂げます。

「倍音が伸びる美音系」、「ダンピングの効いた低音域」、「パワフルな音圧」、「シャープで解像度が高い」

など、真空管が変わることで、それぞれの個性的なサウンドを鳴らしてくれるんです。

ここまでくると、半導体アンプにも劣らない、アナログならではの底力を体験できます。

Utopiaと真空管アンプ

この特徴をもつ真空管アンプならUtopiaの潜在的な能力をフルに発揮して、強力にドライブしてくれます。

真空管をも聴き分ける。Utopiaの音楽再生能力

ここでも触れましたが、Utopiaなら真空管の個性まで露にしてくれるので、

魅力に詰まった真空管サウンドを心ゆくまで楽しむことができます。

お互いの良い面が掛け合わさって、その相乗効果もあって、より質の高い音を目指す。

とっても良い組み合わせだと思うんです。

おわりに

半導体アンプには半導体アンプの良さ、真空管アンプには真空管アンプの良さがあると思いますし、使用環境や好みもあり、もちろん、どちらを選ぶのも自由です。

結果として、Utopiaを”完璧に鳴らし切り”その本当のサウンドを体感してもらえれば、「これまで味わったことがない最高のサウンドを奏でてくれる」と、その事実を伝えたかっただけなので。

他にもいろいろと組み合わせだったり、相性もあると思うので、この機会に是非、Utopiaの真の実力を引き出してみて下さい。

追伸

ヴィンテージ真空管はそれぞれのメーカーで個性的な形や、ロゴ、元箱があるのでコレクション性もあったりします。

なので、一度そういうとこまでハマってしまうと”沼”と化すので、これから真空管を使ってみたいと思った方は、念のため要注意です。笑

 

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